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お竹さんは心配症

5月は一度も更新せずでした(^^;)
にも関わらず、カウンターを見ると毎日誰かしらにご訪問いただいています。
ありがたいことです。

久々の更新になりますが、今日は少し長いです。
そして、悲しいお知らせとなってしまう事をお許しください。

6月17日 午前11時20分。

太郎さんが虹の橋を渡りました。10歳と1か月と5日でした。
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5月31日の夜、それまでご飯を残した事がない太郎さんが
食事にまったく口をつけていませんでした。
今までどんな事があってもご飯を残した事がないので
これはおかしいと、翌6月1日に、すぐに病院に連れていきました。

ご飯は食べていませんでしたが、オヤツは欲しがるのと
見た目には元気でしたし、病院で心音等を確認しても異常がなかったので
年齢的なものと、時期的なもの(気温の上昇と湿気)なものかもしれないということで
注射と、少しのお薬をもらって帰宅しました。

が、受診当日も翌日もご飯を食べなかったので
6月3日の朝、再度受診して、レントゲンやエコー、血液検査等で詳しく検査してみました。

心タンポナーデの疑いがあるということでした。
心臓と心膜の間に溜まっている水を抜けば楽になるのだけど
もしもの時の輸血が、こちらの病院だと太郎さんサイズでは難しいので
四国中央市にある比較的大きな病院を紹介されました。

明日でも・・・と言われたのですが、太郎が少しでも楽になるなら早くしてやりたいと
午後から仕事を休んで、四国中央市まで太郎とドライブすることにしました。
朝のうちはなんだか元気がなかったのに、アルファードに乗ればお出かけと思ったのか
嬉しそうにずっと窓の外を眺めていました。

本当は四国中央市の病院で、CT等も撮りたかったのですが
院長先生曰く、貧血がひどく、血圧も低下しているので麻酔が打てないので
念入りに念入りにエコーで確認していただきました。
私もずっと太郎の頭をなでながら、エコーの画像をすぐ横で確認していました。
先生が、いちいち、逐一、説明もしてくださいました。

太郎の心臓の周りに溜まっていたのは、水ではなく血液でした。
また、脾臓に腫瘍もあり、血管肉腫による心タンポナーデの見本のような症状でした。
もし、心臓周りの血液を抜くと、そのショックで死んでしまうかもしれない。
遠いところを来てもらって申し訳ないけれど、外科的な治療はできないとのことでした。

そして、この病気は進行がとても早いとも。

院長先生が、言葉を選びながら、慎重に慎重に話しているのがとても理解できました。
私が取り乱さないように、上手に説明してくださいましたが
太郎が余命いくばくもないということは、言葉の端々で理解できました。

本当は四国中央市まで行ったのだから、帰りにちょっと実家にも寄るつもりでしたが
かかりつけの先生から薬を処方していただかないといけないので
実家には寄らずにそのままかかりつけの先生のところにとんぼ帰りしました。
自宅から5分のところです。

かかりつけの病院に帰ったのが午後6時過ぎでした。
院長先生と奥さまとが待っていてくれました。
院長先生が四国中央市の先生から電話で説明を受けていたので
お薬をすぐに出していただき、調子が悪かったらいつでも連絡くださいね、
太郎さんは大きいので、連れてくるのが難しいなら、往診もしますから
遠慮なく言ってくださいと言っていただきました。

その日の夜、薬が効いたのと、往復2時間ちょっとのドライブをしたのと
受診疲れ(?)からか、4日ぶりに太郎がご飯を残さず食べました。
めちゃくちゃ嬉しかったです。

5日の日曜日、自宅の和室の畳を全部剥いで、フローリングにする工事をしました。
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外飼いの太郎が寝たきりになっても室内で介護できるよう
また、夜中に容体が急変してもすぐに気付いてやれるよう
夜は太郎を家に入れて、おとっつぁんが一緒に寝る事ができるようにです。
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ちょっと居心地悪そうかな(^^;)
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太郎はおとっつぁんが大好き。
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物怖じしないたまこさん、太郎さんの近くでも平気(笑)

3日の金曜日に四国中央市の病院に行き、その後数日はご飯も残さず食べていました。
心臓の周りの血液を抜く事はできなかったけど
この調子なら夏くらいまでは大丈夫そうだ、太郎は元々が頑丈な子なので
案外長生きしてくれる・・・いや、きっとしぶといはず!・・・そう思っていました。

しかし、12日の日曜日あたりから、またご飯を残すようになりました。
が、おじやの汁だけは飲んでいたので
13日は食事をフードプロセッサーにかけてドロドロにしてみました。
が、レバーの煮たのは美味しそうに沢山食べましたが、ご飯は食べませんでした。

翌日の14日も、おやつは欲しがりますがご飯は食べません。
心臓サポートのフードの臭いがきついのが嫌なのかと思い
ドライフードは与えず、
レバーや鶏肉、かぼちゃ、キャベツと白米のオジヤにしだけどダメでした。
元々食べていたのものが良いかなと、ビタワンに戻しましたが食べませんでした。
お水はガブガブと沢山飲んでいました。15日も、それは同じでした。
おとっつぁんが
『太郎は焼き肉が好きだから、明日焼き肉にしよう』
というので、16日の夜は焼き肉にしました。

お肉も沢山買って、他にも、丸ごとバナナやアイスクリームや竹輪に食パンなど
この際、塩分だの糖分だの言ってられない、食べてくれれば何でも良いと思い
太郎が好きだったものを片っ端から買ってきましたが、どれもダメでした。
唯一、ささ身ジャーキーだけは少しづつですが食べました。

あれほど好きだったお肉にも、口をつけることはありませんでした。

そして、その日の夜中、太郎は座ったり横になったりせず
ひたすら立ち続けていました。
夜中の2時くらいに、門の外をずっと眺めていたので
散歩に行きたいのかと思い、おとっつぁんと私と太郎の3人で
家のすぐ近くの交差点まで歩きました。
その交差点で立ち止まり、何時までも動かないので
結局おとっつぁんが休み休み、太郎を抱いて連れて帰りました。
これが最後の散歩になりました。

翌朝、太郎が今まで聞いた事もないような声で時々鳴くので
どこか痛いのか、苦しいのか、心配でたまらないので、仕事を休んで
たびたび太郎の様子を見に外へ出ました。
私が見に行くと、落ち着いた様子で寝ているのですが
30分おきくらいに鳴くので、もしかしたらやはりどこか痛いのかと思い
かかりつけの先生に連絡して診てもらうことにしました。
近くで仕事をしていたおとっつぁんも、すぐに帰ってきたので、一緒に連れていきました。

太郎をアルファードに乗せると、ポンと後部座席のシートに上がって外を眺めていました。
しんどいから横になっていれば良いのに、立って外を眺めていたようです。

病院で、ここ数日少量のおやつしか食べていないこと、
今朝から時々鳴いたり呻いたりすることを伝えると
栄養の点滴と、痛み止めの注射を打ってくれました。先生が、
『これで少しラクになるはずです。もしご飯食べないようなら時々点滴もしましょう。
 今日は午後から獣医学会に行くので連れてきてもらいましたが
 普段なら往診にも行けますから、いつでも連絡くださいね』
とおしゃってくれました。

点滴と注射で少しラクになったのか、帰りの車の中では
運転席と助手席の間から頭を出して、嬉しそうに外を眺めていました。
おとっつぁんがふらつかないようにずっと太郎を抱っこして支えていました。

家までもうすぐそこ、というところまで来た時、突然おとっつぁんが
『太郎の心臓が動いてない!!!!太郎!太郎!!』
と叫びだしました。

『え?今まで嬉しそうに外見よったやん?なんで?
とにかく、病院に引き返そう!』

すぐにUターンして病院に引き返しました。
途中おとっつぁんが
『あ、戻ってきた、今息吐いた。良かった。太郎、太郎、太郎!』
と何度か叫びました。

しかし、病院に着いた時には太郎の心臓は止まっていました。
先生が
『前にも説明しましたが、太郎ちゃんの場合は心臓マッサージができないんです』
と、申し訳なさそうにおっしゃいました。
それは理解していました。パンパンに腫れた太郎の心臓の画像を見ていましたから。

先生が太郎の目を確認し、舌を確認し、最後に聴診器を当てて心音を確認し
『うん、太郎ちゃん、よく頑張ったね』
とおっしゃいました。時計は午前11時30分くらいだったと思います。

。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.

最初にご飯を食べなくなってから、たった18日でした。
進行が早いとは聞いていましたが、本当にこんなに早くにという気持ちです。

でも。

ご飯が食べられないまま、一か月も二か月も、痩せていく太郎を見るのも辛かった。
最後まで、寝たきりになることもなく、自分で歩いてシッコもできた。
最後、病院で車の中で待っていた時に、くるりと回ってウンコもした。

何より、大好きなおとっつぁんの腕の中で、吠えもせず、呻きもせず
まるで眠るように、静かに静かに旅立った。
大好きなドライブの途中、私の運転で、おとっつぁんの腕の中。
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太郎の最期は、幸せだったんじゃなかろうかなと・・・。

翌日、仕事を休んだおとっつぁんと、ペロさんもお世話になった霊園に
太郎と最後のドライブをしました。
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本当に、お出かけが大好きでした。

そして、小さく小さくなった太郎が帰ってきました。
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太郎のおかげで、沢山の楽しい事や嬉しい事がありました。
出不精の私たち夫婦を、色んなところへ連れて行ってくれました。
沢山の御縁も、太郎が運んできてくれてくれました。
太郎のおかげで、ともすれば狭く、つまらなくなりがちな人生が
広くて楽しいものになりました。
問題も色々起こしてくれましたが(笑)その度に勉強もさせてもらいました。

私たち夫婦にとって、かけがえのない、素晴らしい、唯一無二の犬でした。
本当に、太郎には感謝しかありません。

そして、太郎を愛し、可愛がっていただいた全ての人に感謝します。
10年という、少し短めの犬生でしたが、太郎はきっと幸せだったと思いたいです。

それと、誠に勝手で恐縮なお願いですが
お供えのお花などはご遠慮させてください。
代わりに、貴方の大切なワンコやニャンコに、そのお金でおやつを買ってあげてください。
そして、『これは太郎さんからだよ』と言ってあげてください(^-^)

画像にはリアル友さんからいただいたお花が写っておりますが
猫さん達が次々と破壊しております(^^;)
太郎も虹の橋のたもとで、ぺロさんと獅子丸と一緒に呆れていることでしょう(笑)
そういう事情もありますので、どうぞよろしくお願いいたします。

長々とお付き合い、ありがとうございました。
コメント欄は開けておきますが、お返事ができないかもしれません。
申し訳ございません。

太郎さんがいなくなってしまったお竹一家ですが
これからもよろしくお願いいたします。

※沢山のコメント、本当にありがとうございます。全てありがた~く読ませていただいております。


↑ありがとうございます

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by nyayu2648 | 2016-06-19 11:32 | 秋田犬 | Comments(25)